いっつもご無沙汰なので、もうご無沙汰と言うのも申し訳ないほど・・・
すっかり春めいてきましたが、みなさまいかがお過ごしですか?
大雪に見舞われました “ビシキ展 ~2nd~” から、もう2ヶ月が経とうとしております。
早いっすね~。。。
来月、僕はついに40歳になってしまいます・・・
40歳ってすごいですよね。
父が72で亡くなりましたから、僕も80までは生きないと思うんですよね。
・・とすると、とっくに折り返し地点過ぎちゃってるってことですもんね~~!!
あとどのぐらい生きられて、、
あとどのぐらいの時間を制作に費やせるのか・・・
いずれにしても、もういい加減 “名作” を残しておかなきゃなりませんよ~!
以前の記事にも書きましたが、ラファエロが37、カラヴァッジョが38で亡くなっておりますから。
もう、なんつったって名だたる巨匠たちが歳下になっちゃいましたもんねぇぇ~・・・
さてさて、
ビシキ展 ~2nd~ にて展示致しましたこちらの2点を、
今さらながらご紹介したいと思います!
タイトル:Portrait of sepia 1
素材:紙にアクリル・色鉛筆・白コンテ
サイズ:29.8×22.6cm
制作年:2007年
タイトル:Portrait of sepia 2
素材:紙にアクリル・色鉛筆・白コンテ
サイズ:29.8×22.6cm
制作年:2007年
高校からの友人で、美男美女のAくんとMさんを描きました。
これは、友人の家に集まって朝まで飲んでた頃(当時、僕らは25歳ぐらいだったと思います)
に撮った写真から描いたドローイングです。
いわゆる “良いところで止めている” 非常に習作的な要素の強い作品です。
『油絵の描きだし』 のような雰囲気で、ドローイングできないもんだろうか?
と考えていた時期のものです。
なので、
下塗りをした上に暗い色で陰影を描き、明るいところを明るい色で描き起こす
という、至ってシンプルなプロセスを踏んでおります。
もう少し具体的に説明させて頂きますと、
白い紙に薄く溶いたアクリル絵具を刷毛で何層か塗り、下塗りとしました。
これが、グリーングレーと言いますか・・背景に残ってきている色ですね。
そこに、茶色の色鉛筆でデッサンをします。
茶色で陰影をつけるということです。
その上に白コンテで明るいところを描き起こす。
塗りつぶせば白が強くなり、形が強く明るくなります。
下のグリーングレーを透けさせれば、明るい中の弱い形になります。
よって、下塗りのグリーングレーを “どのくらい透けさせるか” で、形や質感が出せる
ということです。
これは、ルーベンスなんかが油絵の描きだしでやっているような描き方と、
理論上はまったく一緒です。
鈍い中間色を置いておいて、それより暗いところを暗い色で描き、それより明るいところを白で描く。
というね。
・・ま、だからなんだ!?と言われれば、
だって、だってなんだもん!としかお答えできませんが、、
こんな習作もありました~!でございます。
・・おっと、忘れるところだったッ!!
こちら↓に僕の作品が展示されております。
ホキ美術館大賞展5月18日まで開催中です。
お時間とご興味のある方にはぜひとも足を運んで頂きたいと思っております!
よろしくお願い致します!
細々ながらも続けていきますので、
当ブログを今後ともよろしくお願い致します!
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